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2008/08/09

「婚活」時代 <08256>

先日、この本を購入した際に、ふらっと買ってしまった一冊。社会学的にも興味があったので、色々と考えつつ、一気に読んでしまいました。

就活(=就職活動)と云う言葉は、略称としてここ数年で市民権を得つつありますが、まさか結婚活動(略して「婚活」)なんて言葉が発生するとは思いも拠らず(苦笑)。

実際問題、自分らの親世代に比べたら、結婚年齢が上がっているのも事実でして、あたしなんかも三十路半ばに入りつつあるところで未婚の一人(汗)。

昨今言われている、「少子化」の直接の原因が、「未婚化」「晩婚化」にあると云われているものの、背景事情をキチンと論じられてなかった様で、食い入る様に読んでしまいましたが。
その「少子化」を打開するには、「結婚」と云う形でのカップリング⇒子作りのサイクルが機能しないとならない訳ですが。社会システム的に、昔からあった諸々のコミュニティにおける「出会い」の機会や「お見合い」などが、「規制緩和」のお陰で自由化された結果、システムとして崩壊をしている事と、男女雇用機会均等化によって、仕事に措いて男女の差が無くなっている事、これにより経済的、機会的な「格差」が起きている…事が大きな背景になっているのには、尤に感じました。

加えて、男女それぞれの求める価値観のすれ違いも、結婚年齢の上昇に拍車を掛けている要因になっている様で、自分も含めてコミュニケーション力が必要とか。それには「結婚活動」と云う形で「出会い」を求める事と「場数」を踏んでいく…それには結婚情報サービスや、イベントや、男女バランスが異性サイドに偏っているコミュニティに入るとか、花婿学校(これは知らなかった)などを使うケースもある様です。
あとは、ダイバーシティの進捗でも云われてますが、家庭内や男女間でのワークライフバランスの分担を明確にするなども必要な要素だそうです。


あたしの父親(昭和一桁世代)も世代の中では「晩婚」のクチでしたが、先述した「システム」が機能していたお陰で、あたしが生を受けられた…のですが。あたし自身もそろそろその父の年齢に近付いている事もあり、真剣に向き合う必要のある問題だったりしてます。
今の生活でも充分青息吐息なのですが(自業自得?)、家事は好きですし、「男性は外、女性は内」的な考えは無く、むしろ「自分の食い扶持は確保してください」な考えなんですがね…如何でしょうか?(笑)。

ま、何にせよ、今出来る事として、精神修養(これが一番か?)と、前を向く事、そして小さいところから生活改善は心掛けて生きたいものです。


「婚活」時代
山田昌弘(家族社会学者)、白河桃子(少子化ジャーナリスト)
ディスカヴァー・トゥエンティワン刊
1,050円(税込)

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