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2004/07/15

プロジェクトX <04029>

一昨日(7/14)ONAIRの「プロジェクトX」にて、地方(岩手)所属馬として初めて中央のGⅠレース(1999年フェブラリーS)を制覇したメイセイオペラが取り上げられた。

難しいプロジェクトの成功談、その立役者を取り上げる事で有名なこの番組で、競走馬が扱われる事は初めてであり、どんな仕上がりになるか不安と期待が入り混じった中で見入った。
切り口としては、管理調教師(佐々木修一氏)と馬主(小野寺良正氏)の若かりし頃の東京での挫折談を織り交ぜながら、東京(中央)で成功する夢を馬に託す…と云う内容であったが、単なるレースの成功談に終らず、人間ドラマとしてキチンと仕上がっていた様に思う。

メイセイオペラと云う馬については、『砂の王メイセイオペラ』(佐藤次郎著)に詳しく書かれており、今回の番組でもその内容をトレースしたところもあり、この場では詳しい言及は避けるが(是非読んでください。競馬ドキュメントでは名著です)、気性難・頭蓋骨骨折・中央と地方の環境格差を乗り越えて掴んだ栄光は賞賛である。

私自身、この馬とは一度競馬場で会っており、写真にも収めている。
フェブラリーSを制する3ヵ月前、盛岡競馬場でのマイルチャンピオンシップ南部杯(ダート1,600m 統一GⅠ)を逃げ切りで快勝。中央・地方の並み居るダートの強豪馬を向こうに廻してのゴールの瞬間、スタンドに集まった地元ファンの地鳴りの様な歓声は今でも耳に残っている。
実は、同じレースに走る別の馬(アブクマポーロ…これもダートでは鬼の様にとても強い馬でした)を追い掛けて来たにも関わらず、これにはとても感動した。
このレース以来、メイセイオペラを応援するようになった。
(このレースを中心にメイセイオペラとアブクマポーロの対決は結構な名勝負が多いです)

フェブラリーS後の帝王賞を境に、地元以外のレースでは精彩を欠いてしまったが、岩手競馬を全国に知らしめたと云う点では充分な名馬である。
番組にも取り上げられていたが、今年メイセイオペラの初年度産駒がデビューしている。
この馬の引退後、低迷を続ける(尤も原因は盛岡競馬場建設費の償還が一番大きいのですが…)岩手競馬にとって、父を超える仔の出現が復活の起爆剤になる事を願って止まない。

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